土居中事件
まごころ広場 四国中央市の人権を守る真の会 |
【3】同和教育に関する書き込み 『集まりんしゃい』の掲示板には、はじめ、同和教育に関するまじめな書き込みが続いていた。土居の同和教育は間違っている、そこのところを見抜いて発言したものである。もちろん、それに対する反対意見もある。 これらがどのような意見だったのかは、この掲示板を知る上で大切なことである。 そこで、資料『検察の控訴趣意書に対する反論書』から、その意見の部分だけを引用してみてみよう。 |
A インターネットのサイトが土居中学校の同和教育などに関することであること インターネットのサイトにおいては,平成20年3月までは書き込みの件数が多くないが,土居中学校の同和教育のことが書き込まれていた。 この点は重要なことであるので,サイトの書き込みの内容について,以下詳論する。 ア 2007(平成19)年3月15日の28番では「1年前に卒業したけど,あの学校は何もかも糞だった。特に先公。ノイローゼみたいなキチガイばかり。同和問題学習とか言う意味不明な授業のせいで,まともな授業数が減った。学力向上強化学校に選ばれる程の低レベルな中学だった。汚点がありすぎて書ききれない。母校として誇れない。というより認めたくない。」とある。 これに対して,2007年4月26日の58番では「そんな同和問題学習が嫌ならいじめのひどい学校へ転校すればいい。もっと自分がお世話になってる・なってた学校なんやきん愚痴ばっかかかずにえー所語れば」とする書き込みもある。 イ 2007年8月7日の70番では「何か同和教育に対して否定的なこと書いていた人がいたけど,同和教育があってこその土居中だと思う。・・・」との書き込みもある。 ウ 2007年11月8日の85番では「明日も全校人権集会ですねぇ〜」,2007年12月8日の110番では「・・・土居中は同和問題に肯定的な人間,否定的な人間にきっぱり分かれる。もうこれは仕方ないこと。」,同日の112番では「卒業生じゃけど,同和問題学習で変われた人なんて周りにおらんかったよ。『正直に自分の気持ちを言え!!』って先生らは言よったけど,本音なんて言うたりしたら連れ出して説教されるし,矛盾しとった。」,2007年12月9日の114番では「土居中は9割ぐらい『偽善』だと思う。」,2007年12月20日の118番では「っつか先生達は差別するな言うけど実際職員室では障害ある先生がはせられるってゆー(笑)土居中生なら誰のことか分かると思う。」,同日の119番では「それ知っとる![仲間づくりせ]とか言っときながら自分達が一番出来てないもんね!!矛盾しすぎだろ!」との書き込みがある。 エ 2008(平成20)年1月21日の136番で,「私は,土居中学校は決して良い学校ではないと思います。同和問題学習が悪いことだと思いませんが,すこしやりすぎではないでしょうか??毎年,生徒集会で提案される『文化祭の復活』は,必ず職員会で却下されます。文化祭が却下されるのは『時間がないから』という事ですが,年4回,2時間ずつの全校人権集会を他校並みに減らせば簡単に時間はつくれると思います。総合学習・道徳・学活の時間のほとんど全て同和問題に充てるのもやりすぎだと。人権集会や参観日で発表する内容は,必ず先生にチェックされます。これは・・おかしいのではないでしょうか。言いたいことが言える状況ではないのです。体育祭盛り上がりましたし,クラスが団結して何事にも取り組めるところは,好きでした。ですが,正直二度と行きたくはないです。」と書き込みがある。 オ 1月25日の139番では「同和教育は大切な事だと思いますが・・。同和教育の面でも,生活の面でも,おかしな事が多すぎるような気がします。保健室とか,休める場所ではないと思います。追い返されているひとがほとんどでした。先生だって,生徒の区別がひどすぎでした。気に入った生徒には優しくしたり,同じ事をしても気に入っている生徒とそうでない生徒では,あからさまに対応が違う・・。軽い暴力なら平気でやっていたと思います。」と書き込みがある。 カ 2月10日の144番では「先生が,ヤクザみたいに凄むのやめて欲しい。ところで今日の参観日,身元調査がテーマだったけど,身元調査しなきゃいいって問題じゃないような気がするんだけど?」との書き込みがある。 キ 2月11日の145番では「同和教育について一言言いたいと思う。去年の全校研究授業。全国から色々な人が集まった。その時自分は批判的な文面を考えて発表しようとした。しかしその原稿を出したところ先生に差し止められた。自分の意見を言おうとしたが駄目という事だったらしい。どうしてもそれだけが納得できなかった。『自分の意見を言え!』と言うのは結局のところ『指導方針にのっとった』自分の意見を言えということらしい。これは即ち言論統制と同じことだと思う。『人権を大切にする』のが土居中のモットーとはいう。だが少しでもずれた意見は駄目だというのもまた事実だ。自分としては釈然としない三年間だった。」との書き込みがある。 同日の146番では「私も去年の全校研究授業は腑に落ちませんでした。私のクラスの担任は『評判よかった』とか『お褒めの言葉を頂いた』とか自慢げに言ってましたが,私は紙に書いた発表用の自分の意見を何度も何度も直されました。『このときこう思ったはずだ』『どうしてもっと自分の気持ちを言わないんだ』とか。『生徒に本当の意見を言わせないで,何が[褒められた]だよ』と虚しい気分になりました。」との書き込みがある。 ク 2月12日の147番では「差別は絶対ダメだと思うし,同和教育は大事だと思うけど,土居中の同和教育はにせものっぽい。もうやる気なくなるよ。」との書き込みがある。 ケ 2月28日の155番では「全校集会が『風邪の人が多い』という理由で小規模??になったけど・・誰か本当の理由知っている人いませんか??」との書き込みがある。 同日の156番では「隠蔽工作?生徒の反発恐れててんだろ〜よ」との書き込みがある。 同日の157番では「漏れは,その理由も知っとるで。生徒の反発恐れとるんよ。今まで自分らがやってきた悪事が,隠しきれんようになってきたんで,『人権集会で何ばり言われたらいかん』っつうわけよ。きのうの朝,校長,教頭,教務で急遽『今は人権集会やったらまずい』『かぜがはやっとるいう理由で中止しましょう』とっこうなったのよ」との書き込みがある。 コ 同年3月1日の163番では「土居中の先生は本間頭いっとる!!先生とか生徒には煙草吸うなとかいいよるけど,外で吸っては前の川にポイ捨て言いよることとやりよることが違うマジ市ね特に変態教師伊藤!!!自分の娘しか見ない,あとは本宮,人権きちがいのきょうけい←きちがい坊主!!まぁ俺らが現役だったころはきょうけい大嫌いだったけど,頭よわいし人権集会とかやってもいみないだたのうわべだけの中学校。」との書き込みがある。 同日の164番では「たしかに。人権集会は伊藤とかしずちゃんのいじめよる実態を告発されるのをとめようとして辞めざるをえませんでした。」との書き込みがある。 同日の166番では「実は,これを書いたのが今日が初めてです。今まで書かれてきた内容を見てすごくはらが立ちます。それに,言いたい事があれば,本人に,直接言えばいい。影でこそこそするのはずるい。」との書き込みがある。 同日の167番では「本人に直接言ったところでどうなるのでしょう。『内申書に影響する』みたいな事を遠回しに言って・・脅されるだけではないのですか?では先生達が真実を話していると,思うのですか?影でこそこそしているのは・・先生達の方でしょう。私の場合は,土居中の先生がここを見ていると思うから,言っているんです。書き込みもしているのではないでしょうか。私だって,直接言えたらどんなにいいかと思っています。先生達の個人名を出すのが良いことだとも思いません。ですが土居中でそんな事をすれば・・『指導』されてしまうでしょう。私はそんな土居中学校のやり方を嫌と言うほど知っています。」との書き込みがある。 同日の172番では「多分先生達これ見てるな。早く土居中対応急がないと大変な事になると思うな〜まぁ無理矢理揉み消したりしたら余計に無駄だけどね正直に話せばいいんじゃないかな・・」との書き込みがある。 このようにインターネットのサイトの書き込みの内容は,土居中学校における同和問題教育についての書き込みであって,生徒から真面目な意見が出されている。 |
【4】同和教育に関する書き込みに対する妨害 そのうちに、土居中の同和教育を批判する書き込みに対して嫌がらせの妨害の書き込みが入るようになる。さらにそれは悪質さを増して、特定の個人、河村教諭や星田教諭や、元2の3生徒さんや、S教諭の名誉を毀損する内容の荒らしになっていく。 この悪質な妨害の荒らしを止めさせようとして、河村教諭は《荒らしストップの書き込み》を始める。 再び、『検察の控訴趣意書に対する反論書』から、その部分だけを引用してみてみよう。 |
C 被告人の初めての書き込みの内容 そこで,被告人は,3月12日の306番において, 「勤務時間中に,こういう事をしては処分ものです。管理責任者に,書き込んだのが誰なのか,調べ出していただく必要があります。」 と書き込みをしたが,これが最初の書き込である。 また,同日の316番では, 「IPアドレスが全部同じやんけ。一人芝居やめな。土居の話題の先セーから頼まれた,川北の〇〇やろが」 として,サイトの妨害を止めるように書き込んでいる。 このように,被告人の目的は,土居中学校の同和教育などについて生徒から意見が出されているサイトへの妨害を止めさせるためである。 |
【5】妨害荒らしの犯人は誰? 土居中の同和教育を激しく非難されていて、それに対して妨害が入ったのだから、この妨害荒らしは土居中の教師であろうと予想がつく。 実際に、次の書き込みを見ると、書き込み者は容易に推定できる。 |
562 名無しさん 2008/04/13(Sun) 00:44 河○卓○も?
566 名無しさん 2008/04/13(Sun) 07:12 管理人って
河×なん? 567 名無しさん 2008/04/13(Sun) 07:31 そりゃそうやわ。あいつは土居中に怨み持っとるやろ。 585 名無しさん 2008/04/13(Sun) 16:36 河×のクソじじぃ!!ボケ
アホ |
「ある政党とつるんで」などということは中学生には絶対に分からないし、仮に知っていたとしてもこういう書き方はしない。もし中学生なら「共産党」と隠さずに書くだろう。 つまり、これを書いたのは大人で、しかも巧妙に「ある政党」というように固有名詞を出さない、そう、土居人対協のお得意の手口である、そいう書き方をする者である。 これだけでも、かなり絞れた。 そして、とどめのキーワードは、「スパイダーマンTK」である。これは当時の土居中3年生関係でなければ絶対に分からない。河村教諭が授業で独自に作って使っていたシールのことなのである。 以上のことから、この書き込みをした者は、土居中の3年生に関係のある教師で、土居人対協とも深いつながりをもつ者である。 一人しかいない。 篠○○○教頭である。 警察はきちんと捜査するのであればこのように推理を組み立て、次は、この 567 名無しさん のIPアドレスを調べて、書き込み者を特定するべきなのであった。 しかし、警察はそれをしてない。いや、しているだろうが、その資料は隠している。 このあと、次のような妨害荒らしが登場する。 |
621 元2ー2 2008/04/14(Mon) 19:10 そうだ
そうだ はよ出てこいやー 河Xのボケー 622 名無しさん 2008/04/14(Mon) 20:09 第161回 公金横領は江戸時代なら切腹○いっこうに減らない犯罪 623 名無しさん 2008/04/14(Mon) 20:40 お前のことじゃ!!はよ、でてこいや!!
河Xのボケ!! |
上の薄字の部分は、よそから勝手にその記事をコピーしてきて貼り付け(ペースト)している部分である(「コピペ」という)。分かりやすくするために、灰色にした。 これを《コピペ荒らし》と呼ぶ。 この掲示板では、これからあと、この《コピペ荒らし》が爆発的に投弾され続けるようになる。 実は、これは、よそから記事をコピペしてくるだけなので、誹謗中傷などの罪に問われない。現在の水準の低い日本の法律では。 しかし、これを無差別爆撃されると、ディスプレイ(画面)が関係ない記事で埋め尽くされてしまい、まじめな議論が成り立たなくなってしまうのだ。 その意味で、電脳界では非常に悪質な行為であるとみなされている。 しかし、愛媛県警は、その悪質さが認識できなかったようである。これらについては全く調べていない。 それどころか、土居人対協が告訴した、土居の同和教育を批判する書き込みを弾圧するという暴挙を行ったのだった。 河村教諭は、こうした《無差別爆撃コピペ荒らし》を何とかして止めようと苦心するようになる。 そうしてまた、同和教育に関する深い洞察を書きこみ続けるのである。 (コナンとはなみずきは河村教諭のハンドルネームである。) 河村教諭は、また、《コピペカウンター》を考え出した。荒れ狂う《コピペ荒らし》を何とかして止めさせようとした苦肉の策だった。 しかし、その中から言葉尻を捕らえられて、告訴された。それについても、先に見たとおりである。 |
【6】土居人対協の悪質な手法 上に述べたように、『集まりんしゃい』の「名誉棄損告訴」は、自分たちが妨害し誹謗中傷し名誉棄損していながら、姿は隠しておいて、「さあ、いよいよ告訴できる言葉が出てきたぞ」というところで、その言葉を持って告訴したものである。 この 言葉尻を捕らえて、攻撃する という手法が、彼らの常とう手段なだ。 彼らが今回、名誉毀損で被害届を出した書き込みの中には、「え?なんでこれが名誉棄損なの?」と耳を疑う者も数多くある。 土居人対協にしてみれば、自分たちを批判する言葉が一言でもあれば、文脈にはお構いなしに、全部告訴なのだ。 そして、県警から新しい署長が下りてきて、その四国中央署長は、土居人対協会長が被害届を出したすべての書き込み者を家宅捜索した。肝心のコピペ荒らしの方は、何もせずに。 『弾圧』以外の何ものでもない。 いかに、彼らが権力にものを言わせて動いたか。愛媛県警はまた一つ汚点を残してしまいましたね。 まあ、いわば、彼らは非常に頭脳のレベルが低いと言わざるをえない。論理性のかけらもない。 ただ、ずるがしこい。この点にかけては随一に長けている。権力を利用して、市民を支配する術にたけているのである。 これまでは、市民は恐れるだけで、行動しなかった。立ち上がろうとしなかった。だから、今日のような、彼らの横行を許す羽目に陥っているのだ。 けれども、時代は変わっている。いつまでも、「同和はタブー」、「同和は怖い」ではいけない。おかしいことはおかしいと、誰でもが言える社会にしなければいけない。 今では、会報補助金の監査を請求する市民グループも誕生している。素晴らしいことだ。、 今回の「名誉棄損偽事件」で、彼らの頭脳レベルは低いことがよくわかった。 『集まりんしゃい』は、彼らの頭脳の低さを読み解く、貴重な資料である。 |
【7】真・人権、同和教育宣言の誕生 『集まりんしゃい』では、人権に関する本音の声が出された。心ある人たちはそれを受け止め、また自分の思いを発信した。 そんな中で、感動的だった場面がある。 元2の3生徒さんによって、『真・人権、同和教育宣言』が誕生した瞬間だ。 『集まりんしゃい』から、そこの部分を引用する。 |
1501 元2−3生徒より、「真・人権、同和教育について」
2008/05/11(Sun) 13:22 土居は、今の同和団体は勘違いしてる。 1502 元2−3生徒 2008/05/11(Sun) 13:30 これが俺の土居中生である間、ずっと言えなかった本音だよ。 1503 名無しさん
2008/05/11(Sun) 13:42 1502 1504 コナン
2008/05/11(Sun) 13:45 1501 元2−3生徒 さん。すばらしいよ。 1505 コナン 2008/05/11(Sun)
13:47 1502さん。ぜんぜん見苦しくなんかないよ。それどころか、久しぶりに、ボクは感動したよ。
1506 コナン
2008/05/11(Sun) 13:58 ボクはもっとすごいこと、言わせてもらうよ。 1507 元2−3生徒 2008/05/11(Sun) 14:15 西光さん達が人間の英雄として、誇られる世界を 1508 コナン
2008/05/11(Sun) 14:25 >>1507 元2−3生徒さん。ありがとう!! 1509 コナン 2008/05/11(Sun)
16:13 ところで、元2−3生徒さん。タイモさんも、>>1359で、 1510 名無しさん
2008/05/11(Sun) 16:55 土居中の方は何か言うことないの? 1511 名無しさん
2008/05/11(Sun) 16:56 土居中の方は何か言うことないの? 1512 コナン
2008/05/11(Sun) 18:31 土居中学校の教務主任が、うつ病から立ち直りかけてがんばっている同僚に向かって |
私はこう言ったところを読んでいて、非常に格調高い議論だと思うが、いかがだろうか? 安心して自分の本音を出すことが出発点である。 元2の3生徒さんは、 「これが俺の土居中生である間、ずっと言えなかった本音だよ。 このストレートな姿勢が、大切なのだ。なんと素晴らしい少年(今は青年)であることだろう。 しかし、土居の人対協たちには、そういうのは通じない。自分たちが作り上げてきた“同和教育潰し“だと受け止めるのである。(彼らはこの言葉をよく使う。) そして、言葉尻を捕らえて名誉毀損で訴えようとする。 では、上の中に、土居中および土居人対協が被害届を出した書き込みが2つあるので、それを見ておこう。 1つ目は |
1506 コナン
2008/05/11(Sun) 13:58 ボクはもっとすごいこと、言わせてもらうよ。 |
河村教諭はコナンとして 土居の人対協 = ヤクザ ?? と訴えている。 これは、文脈から明らかなように、 土居人対協に差別を本当になくしようと立ち上がる心のある人はいるはずだ。 立ちあがってほしい。 うつ病だったものが一生懸命復帰しようとしているのに対して、「いねいね病気のやつは」なんていう差別がなくなるように、立ちあがってほしい。 心の通じる人はいるはずだ。 もしも仮に、誰もいないとしたら 土居の人対協 = ヤクザ ?? この「?」が、のいてしまうじゃないか。そんなことないでしょ? こういう訴えなのだ。もっともである。うつ病差別事件は土居町で起こったのだ。それも教育現場で。 ここには、そんな差別は完全になくしてほしいという河村教諭の願いが込められている。 「土居の人対協がやくざだ」なんて言っているのでないことは文脈から明らかである。 ところがところが、当時の土居人対協会長の江口氏は、これを名誉毀損だとして被害届を出したのである。 ちょっと、お笑いの世界の話みたいだ。しかし、事実である。 もう一つある。 |
1512 コナン 2008/05/11(Sun)
18:31 |
さて、いったい誰がどの部分を指して、名誉毀損だと被害届を出したのだろうか? おわかりだろうか? 分かるわけないですよね。 高○○○教諭が、なんと、次のように言って被害届を出したのだ。 「自分は『「死ね、死ね、うつ病の奴は」』などとは言ってない」 なんだそうだ。 ちゃんと読んでるのか? 河村教諭は、 「死ね、死ね、うつ病の奴は」(ボクが翻訳したよ) ボクが翻訳したよ、と書いているじゃないか。 つまり、うつ病のものに、「いねいね病気のやつは」なんて言葉を投げつけるのは、その人に「死ね」と言っているのと同じことなんだよ。 と河村教諭は訴えているのだ。 高○○○教諭はそんなことも読み取れないのだろうか?? 彼の人間性を強烈に疑ってしまう。 そして、恐ろしいのは、高○○○教諭が自分のしでかした差別言動について、反省も何もしていないということだ。 これは、音声データがある。4時間目の授業がすんですぐに校舎を出ようとして、職員室を出たところで高○○○教諭に投げつけられた。河村教諭は授業をずっと録音していたままだったので、たまたまヴォイスレコーダーにその声が入っていたのだ。 法廷で、高○○○教諭は、言い訳作文を暗誦し、「盗聴されました」と責任転嫁とすり替えをやっている。 これもまた、土居人対協のお得意の戦法である。自分たちの悪いところを巧妙に、相手が悪かったことにしてしまうのだ。 これは、その高○○○教諭の声を直接聞いてみよう。何度も繰り返して聞いてみるとよい。正体は明らかだから。音声はこちらからどうぞ。 さらに、高○○○教諭がこのことについてどのように法廷で言い訳とすり替えと正当化を行っているのか見ておこう。 |
高橋恭敬教諭証人尋問 弁護士(水口) 弁護M:「死ね、死ね、うつ病のやつは」こういう記載があって、これは名誉毀損なんだという訴えをしておりませんでしたか。 それは覚えてますので、していると思います。 弁護M:内容を正確に確認してもらいたいので、ここに書いてあるのは、「土居中学校の教務主任が、うつ病から立ち直りかけてがんばっている同僚に向かって『死ね、死ね、うつ病の奴は』(ボクが翻訳したよ)といったこと」と、そういう記載ですよね。これは僕が翻訳したよと書いてあるので、ズバリこの言葉を言ったとはないんですが、これに近い発言をしておりませんか。 翻訳されて、こうなる言葉は言ってません。《逃げ》 弁護M:あなたは河村先生に向かって「いね、いね、病気のやつは。」と言いましたか。 その言葉は、つぶやいたことはあります。《言い逃れ》 弁護M:つぶやいて、それを河村先生が聞き取って「今何を言うたんぞな。」ということのやり取りがあったでしょう。 隠し取りをされました。《すりかえ》 弁護M:あなたは隠し取りと言うけれども、河村先生は、授業中ずっとマイクで録音しているんです。それがずっとポケットにあるだけなんだ。あなたが言っている、つぶやいたというのは、まさに、いね、いね、病気のやつ、こういうことを言ったもんだから、河村先生が今何を言うたんと言って確認をとったと。で、あなたは最後にどう言ったか覚えてますか。言うてないとか、言うとるとか、どっちでもええやん、そういうことを言うたんですよね。 そこははっきり覚えてません。《逃げ》 弁護M:でも、少なくとも「いね、いね、病気のやつは。」ということを覚えているわけですけども、これを言われた河村先生はどんな気持ちだったでしょうか。 被告人に対する配慮は、十分でなかったと思います。 弁護M:河村先生の病気の状態は、中学校長が書いている勤務実態というところではよく分かるんですけども、本人の努力もすごいし、河村さんの奥さん、御家族の努力も大変な状態ではありませんでしたか。 そう聞かれても、何とも答えようがありません。 弁護M:その人らに向かって、いね、いね、病気のやつは、これは今発言をしたことを認めるんだけども、何か弁解はありますか。 あります。 弁護M:どうぞ。 土居中学校では、給食に異物が混入されるという事件が多発して、大変給食の管理には神経をとがらせていました。その給食管理には全職員で当たってたんですが、当然被告人は、そんなことはお構いなし《すりかえ、悪イメージ化》でした。それで、その一番混雑する時間帯に、一番混雑する場所を、毎日のように大きな海外旅行に行くようなスーツケースを引っ張りながら悠然と《すりかえ、悪イメージ化》歩いて帰っているんです。私らは、もうぴりぴりしながらその給食を見ているんですが、そこを毎日のように通るので、私の気持ちとしては、とにかく早く立ち去ってほしい《すりかえ、悪イメージ化》というのがありました。4月以降、ずっと病気ということをある意味利用して、私はずっと洞喝され続けて《ウソ、すりかえ、悪イメージ化》きましたので、いつもはらはらして、おれは病気なのに、おれが学校に来やすいような学校にするのがおまえらの仕事だろうがとどなられながらずっとやってた《ウソ、言い逃れ》ので、もうたまりにたまったものがあったので、つい、つぶやいてしまいました。《ウソ、言い逃れ》もちろん河村先生に向かって言ったわけではない《ウソ》し、大勢の人に対して言ったわけでもありませんが、それが録音されて、ネットで一方的に流されて、私はネットで攻撃される材料をとられてしまった《正当化、すりかえ、悪イメージ化》ということです。 弁護M:今のような弁解をなぜそのときにしなかったの。 そのときとはいつですか。 弁護M:あなたが発言をした、9月6日水曜日、4時限目の後、職員室の西出入口を出た廊下で、なぜ、河村先生ごめんというふうに言わなかったんですか。 それは自分でも分かりません。 |
というわけで、自分が言った「いねいね、病気のやつは」の重要性がまるで認識されていない。 そして、人権対策協議会というのがあって、「どんな差別も許さず」など謳っているのに、それはお題目にすぎず、この事件を差別事件として取り上げようとさえしていない。それが、現状である。 今、メンタルヘルスの問題は毎年より大きく取り上げられるようになっている。 しかし、河村教諭が土居中へ赴任した時にすでに『自殺対策基本法』はできていたのだ。 しかし、村○○○元校長はその名前さえ結局覚えなかったほどである。 いかに、土居町で、さらには四国中央市で、人権が軽視されてきたか。 今回の土居中事件は、そういった側面も含んでいると、我々は受け止めるべきである。 学校任せにして、一向に指導性を発揮しなかった市教委の責任は重たい。 この稿はこれで終わりなのだが、今述べたことと関連性があるので、付記しておく。 篠○○○教頭は、河村教諭が赴任時に自分の体調を説明したにもかかわらず、自律神経失調症の対策をことごとく止めさせようとした。 その、最初につかった手は、これである。 |
篠崎良治教頭証人尋問 弁護士(水口) 弁護M:それから、河村先生は体温調整ができないので、異常に寒がったり、暑がったり、汗をかくとか、そのために、服の下にヤッケを着たり、それから、カイロを張る、そういうこともやめるように言いませんでしたか。 それは、県教委や東予教育事務所、市教委に、そういう格好をしている先生がいると、自殺願望のようなことを話した先生がいるということで、数本の苦情電話があったということで、事務所からもありました。その中で、今授業ができているので、できれば、そういうふうな格好をしているんですけども、目立たないようにしたほうがいいんじゃないんですか、というようなことは言った記憶があります。 弁護M:そういうことで、保護者の意見ということを理由に挙げるんだけども、本当に、保護者から意見が出ていたんですか。 東予教育事務所の武田管理官から直接校長に電話がありまして、そういう苦情の電話が数件、県教委にもかかっているから、どういう勤務実態であったかということも含めて、知らせなさいということはありました。 弁護M:保護者からの意見が愛媛県の教育事務所にありましたということですね。 県の教育事務所、東予教育事務所、当時は、西条教育事務所にあったと思います。市教委をにもあったと思います。 弁護M:肝心の土居中学校にはあったんですか。 ありました。 弁護M:なぜ言わないんですか!?それを。初めて聞くよ、私、そういう話。 土居中学校にもありましたというのは、言ってますよ、市教委には。 |
ここで、真実を先に言っておこう。 武田管理官からの電話はじつはなかった のである。 県教委や東予教育事務所、市教委に、そういう格好をしている先生がいると、自殺願望のようなことを話した先生がいるということで、数本の苦情電話があったということで、事務所からもありました。 東予教育事務所の武田管理官から直接校長に電話がありまして、そういう苦情の電話が数件、県教委にもかかっているから、どういう勤務実態であったかということも含めて、知らせなさい ↓ 嘘である。 県教委へも、東予教育事務所へも、市教委へも、苦情の電話は一切なかった ことが、明らかになっている。 では、どうして、篠崎良治教頭は法廷でこんなウソをつくのだろうか? 実は、ここに、彼ら(土居人対協)の戦法の一つを見ることができる。 彼らは、権力者の名前を勝手に出して、ありもしない嘘をついて、圧力をかけるのだ。 これが、大きな攻撃戦法であるので、この法廷でうそをついてでも、「苦情の電話などなかった」という事実を明らかにさせてはならないのだ。 この攻撃方法は、マスメディアを利用して実行されることもある。マスメディアが、裁判結果を公表すれば、それが一つの権威として権力をもつようになる。 露の新治のサイトなどでは、その典型的な手法を用いている。 第1審の判決は大手各新聞社の中で、愛媛新聞だけが流した(だめだね〜〜愛媛新聞)。 さっそく、露の新治のサイトに、【土居町の人権を考える会】が、新聞記事を使って河村教諭攻撃をやっているのだ。 そういうわけで、彼らは、河村教諭が起訴された時にも、陰で右翼を使ったり、新聞社に匿名で電話したりして、「記事にせよ」と圧力をかけたり、「河村教諭を学校に出すな」と脅しをかけているのである。 さて、篠崎良治教頭が法廷で平気でうそをつく理由のもう一つには、 彼、篠崎良治教頭が法廷というものをなめていることが考えられる。だから、平気で偽証ができるのである。 そこで、面白いものを見物してみよう。 さっきの続きの篠崎良治教頭の、法廷での尋問風景である。 |
篠崎良治教頭証人尋問 弁護士(水口) 弁護M:私、いろいろ記録を読んでるけども、土居中学校そのものに保護者からの苦情が来たというのは初めて聞いたんだけども、それはいつごろのことですか。 それは同時期だと思いますね。 弁護M:同時期というのはいつですか。 その、武田管理官から電話があった時期だと思います。 弁護M:だから、いつなの。 武田管理官から電話があった時期は覚えていますが、何月かというのは覚えておりません。 弁護M:だから、今言ってるように、学校にもあったし、教育委員会にもあったということを、同時期と言われたんだけど、まず、学校にあったら、大変な問題だから、覚えておるでしょう。 それは、私は、対応しました。授業をしっかりしてくれているからということを言いました。 弁護M:今、私が聞いてるのは、学校に直接保護者から連絡があれば、それは大変なことだから、あなたも記憶があるでしょうという質問をしたんです。 だから、土居中学校にありましたと。 弁護M:だから、それはいつごろですかという質問です。 だから、武田管理官が電話があったと同じころです。 弁護M:裁判長、これは、堂々巡りの回答をわざとしてると思いますよ、これは。 熱田裁判長 裁判長:同じことを聞いてるから。 弁護人(水口) 弁護M:だから、それは。 熱田裁判長 裁判長:月は分からないと言ったんだから、何を聞くのか、別の形で聞くしかないんで、聞くとしたら。 弁護人(水口) 弁護M:だから、今の証言は、明らかに避けているか、自分の証言の信用性がないので。私が聞いてるのは、そんな大事な電話があれば、武田管理官から来るよりも、ちやんとメモをするなり、記憶に環すんじゃありませんか。それさえ、分からないと言うんですか。 当時はしたと思いますが、今思い出せません。 |
「電話があったのはいつごろですか」という質問を水口弁護士は、301から、311まで繰り返している。それなのに、篠崎良治教頭は答えないのである。答えられないのである。 そもそも、保護者からの苦情の電話さえなかったのだから、法廷で聞かれても、はっきりといつですと言うところまで、頭の中でストーリーを作ることができなかったのだ。 これは、篠崎良治教頭に限らず、彼ら側の証人全員が犯している失敗であるが、表に出てはまずい真実が引き出されそうな質問にあった時には、このような 堂々巡りの回答をわざとして 逃げ道を作ろうとするのである。 わざわざ、聞き返す必要のない質問をする こともある。さらに、開き直って 覚えてませんね を連発することもある。 さて、上の尋問に出てきた「苦情の電話」というのは実はなかった。 篠崎良治教頭が、このような姑息な手を使って河村教諭を苦しめ始めた最初かつ中心の人物である。 では、彼はそんな自分が、河村教諭の体調に対してどんな配慮をしたと言っているだろうか?それを最後に見ておこう。 |
篠崎良治教頭証人尋問 弁護士M(水口) 弁護M:それで、そういう保護者からの電話があったので、あなたは、何と言ったの、そういう電話がったので、何をしたと言ったんですか。 授業をきちんとされていますよということを言いました。 弁護M:すぐに返事をしたということですか。 そうですよ。 弁護M:保護者が言ってるのは服装の問題であって、授業の中身じやないのよね。 そうですね。 弁護M:それは、あなた自身もすぐに保護者に、授業はちやんとしてますよと回答ができたということですね。 そうです。 弁護M:それでいいんですか。 熱田裁判長 裁判長:それは何の質問ですか。 弁護人(水口) 弁護M:今あなたが言ってるんだけど、そういうことで。 熱田裁判長 弁護M:そう答えてるんだから、質問で。 弁護人(水口) 弁護M:それで本当にいいかどうかを確認してるんです。あなたは、今、河村先生が授業はちゃんとやってるということを認めたのよ。それでいいんですか。 はい。 弁護M:それで、保護者のほうも、授業はちゃんとやってる、それから、服装の問題は病気の関係で体温調整ができないからと、そういう説明をする、そういう説明で、保護者は理解されるでしょう。 理解というか、私がそういうふうに言いましたね。体調のことは詳しくは言えないけども、授業はちゃんとしてますから、大丈夫ですということは言いましたね。 弁護M:体調のことも言えばいいじゃありませんか。河村先生は、何も、それを隠してるわけじやないわけだから、河村先生が防寒着を着たり、ヤッケを着たり、カイロを張ってるのは、病気の関係で体温調整ができないだけで、そういうことなんですよというように説明すれば、保護者も理解されるでしょう。 なかなか、確認は取ってないしですね、プライバシーもあると思いました。 弁護M:少なくとも、あなたが対応した保護者の方は、あなたの説明で納得したんでしょう。 納得したかどうかは分かりませんが、切りましたね。 弁護M:だから、学校側とすれば、河村先生が、病気の後、それも、体温調整もできない状態だけども、授業だけはきちんとやってる、だから、そういうことで、河村先生がほかの保護者から、仮に、変な目で見られるんであれば、それを学校側がカバーしてあげればいいんじゃありませんか。 そうですね。 弁護M:そういうことをしたんですか。 ですから、西条教育事務所等にも、その趣旨を伝えましたし。 弁護M:じゃ、あなた自身は対応した、だから、河村先生をかばう、そういうことをしたというように言われるわけですか。 十分でないと言われれば、十分ではないかも分かりません。 |
水口弁護士が何度も強調しているように、 授業はちゃんとやってる、それから、服装の問題は病気の関係で体温調整ができないからと、そういう説明をする、そういう説明で、保護者は理解されるでしょう。 体調のことも言えばいいじゃありませんか。河村先生は、何も、それを隠してるわけじやないわけだから、河村先生が防寒着を着たり、ヤッケを着たり、カイロを張ってるのは、病気の関係で体温調整ができないだけで、そういうことなんですよというように説明すれば、保護者も理解されるでしょう。 学校側とすれば、河村先生が、病気の後、それも、体温調整もできない状態だけども、授業だけはきちんとやってる、だから、そういうことで、河村先生がほかの保護者から、仮に、変な目で見られるんであれば、それを学校側がカバーしてあげればいいんじゃありませんか。 篠崎良治教頭は、そういうことをしなかったのである。 それどころか、「授業以外は病気休暇にせよ」というのを考え出したのは篠崎良治教頭である。 なんということであろうか。 水口弁護士の言ったような配慮をみんながしていれば、河村教諭はもっと楽に早く完全復帰ができたであろうに。 このように、病気で体調が十分でない人を、「苦情の電話があったから」と言って、その病気に対する対策をやめさせようとしたり、出来るだけ学校へは出てくるなと言ったりして、排除するのが、当時の土居中の日常だったのだ。 そして、彼ら幹部教師たちは転勤になったが、それだけのことしかしていない。市教委は。 体が十分でない人も安心して居れるような職場にすることは、市教委がリーダーシップを発揮して実現していかなければならない。 幹部たちは転勤したが、土居人対協はそのままである。新転入教職員研修はそのままある。洗脳教育はまだ続いているのである。 「土居中事件は警察に任せる」などと言って、逃げてはならない。 しっかりとした、メンタルヘルス教育を四国中央市の全教職員に行い、浸透させるべきである。 それが真に人権を大切にすることにつながるのだ。 思うのだが、河村教諭を講師にして話をしてもらうのが一番いいのではないだろうか。 |