四国中央市の人権を守る真の会

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土居中事件の「傷害」は、石川周治教諭が告訴したものです。「河村卓哉教諭が右ひじを斜めに振り下ろして、石川周治教諭の左ほほを殴った」と、いうものです。これについては先に【1】傷害事件はあったのか? で検証しました。そして、傷害事件はなかったことが、石川周治教諭自身の証言と、伊藤貴仁教諭教諭の偽証から明らかになりました。

法廷ではその再現も丁寧に行われています。

 

ここでは、百聞一見に如かず、で、それらのスケッチを見ておきましょう。

(スケッチはグーグルクロームでご覧下さい。こちらからインストール

 

 

 

【1】石川周治教諭の証言の再現

 

石川周治教諭の証言

臼井弁護士(弁護U)の反対尋問

弁護U:あなたが要するに河村先生から殴られたと言われる、そのときの姿勢について、確認のために伺いますが、あなた自身と河村先生との間、距離はどれぐらいだったということでしたかね。

はっきり覚えてないんですが、今測ると50センチでした。

弁護U:先ほどの写真を撮ったときは、50センチということでしたね。

はい。

弁護U:その前に、あなたはその距離について話をされたことはありませんか。

はい、今日も話をしました。

弁護U:前は60センチというふうにおっしゃってませんか。

それは、警察で調べたときに60センチだったです。

弁護U:あなたは、殴られたというときの姿勢ですけども、どういう体勢でしたか。まっすぐ直立不動の格好ですか、それとも体を何か傾けたり、いろんなことをしてますか。

もう一度お願いします。

弁護U:あなたが殴られたと言われてるときのあなたの姿勢です。直立不動なのか、どちらかに傾いた、前後とか左右とか、傾いた姿勢をとっていましたか。

まっすぐだったと思います。

弁護U:ということは、顔もまっすぐ上げておったということですか。

はい。

弁護U:よそを見てることはないですね。

ないです。

弁護U:ということは、河村先生と真っ正面から向き合ってるということですね。

はい。

弁護U背筋もまっすぐ伸ばしてると。

まっすぐかどうかは分かりませんが、伸ばしてたと思います。

弁護U:丸めてはいないということですね。

はい。

弁護U:ということは、あなたは覆いかぶさるようなことはしてなかったと言うんですね。

はい。

弁護U:そうすると、あなたは、今日の証言では、50センチ離れたところで真っ正面で顔を向け合ってたということですね。

はい。

 

 

 

次の絵は、法廷で再現した時の絵です。

図(1)

50cm

 

50センチ離れて、傾いた姿勢ではなくまっすぐな姿勢で、顔もまっすぐ上げており、背筋もまっすぐ伸ばしてる

 

というわけです。

 

 その後、石川周治教諭は次のようになったと証言していましたね。

石川周治教諭の証言

検察I(池田副検事)の証人尋問

検察I:証人はそのとき被告人のどこを見ていましたか。

顔を見ていました。

検察I:そのようなやり取りをしていた中で、どういうことが起こりましたか。

河村先生の右肩が少し下がったと思ったときに、私の左ほほに激しい衝撃を受けました。

検察I:激しい衝撃を受けてから、どうなりましたか。

痛みを感じて、首がねじれました。目の前が真っ白になりました。

検察I:首がねじれたのは、どちらの方向にねじれたんですか。

右のほうです。

 

 

この再現の絵がこれです。

図(2)

 

 

 

 

 

さて、弁護側は、第1目撃者を自称する伊藤貴仁教諭に対して、上記事実の不合理性を尋問しました。

これは、再現図だけ見れば明らかでしょう。

 

 

【2】伊藤貴仁教諭の証言の再現図

 

図(3)

肘の長さは

30cm

 
   

 

伊藤貴仁教諭も、

河村卓哉教諭と石川周治教諭の間の距離は約50センチだった

と証言しました。

(実は警察では、30センチだったと供述しているんです。しかし、石川周治教諭との間で食い違いがあってはまずいので、石川周治教諭に合わせたのですね。)

 

しかし、上の写真で明らかなように、

肘は届かない

のです。

 

 

 

そこで、伊藤貴仁教諭は次のように嘘の上塗りをする のです。

 

伊藤貴仁教諭の証言

検察官I(池田)

検察I:それでは、その立ち位置の状態で、殴ったときの状況を再現してもらいたいと思います。それで、補助者の方に手伝っていただいて、補助者の方を指示して、動きを指示していただけますか。まず距離関係ですが、二人の間の距離関係はこのぐらいでよろしいですか。

はい。

検察I:被告人の姿勢なんですが、被告人の姿勢は、この姿勢でよろしいですか。

はい。

検察I:手は下に下がってる状態ですね。

はい。

検察I:これは殴る直前の状態ですけども、被害者の姿勢はどういう姿勢ですか。ちょっと御自分で再現していただいて、補助者に示していただけますか。

こんな感じ。

 

 

こんな感じだそうです。

図(4)

    

 

「石川周治教諭の上半身が前に傾いていた」というのですね。

 

これは、石川周治教諭自身が証言した内容

傾いた姿勢ではなくまっすぐな姿勢で、顔もまっすぐ上げており、背筋もまっすぐ伸ばしてる

と完全に矛盾しています。

 

伊藤貴仁教諭の証言は、完全に

大嘘です。

 

しかし、立ち位置が50センチあいているのに肘が当たったことにするためには、このように上半身を前に出していたことにすよりほかなかったわけです。

 

 

 

 伊藤貴仁教諭は、このとき、

河村卓哉教諭のすぐ左側で、石川周治教諭のすぐ右側に立っていた

と証言(これも偽証!)しています。

 だから、彼の実際の立ち位置まで再現すると、次の絵になります。

 

図(5)

    

 

まずこの絵で注目してほしいのは、石川周治教諭役の人の姿勢を見て、非常に不自然だということです。

お辞儀しているようです。なんで、こんなときに、お辞儀をしなければならないのでしょうか?

 

そして、石川周治教諭の視線は、下を向いていますね。石川周治教諭本人は、臼井弁護士の質問に対して

弁護U:ということは、顔もまっすぐ上げておったということですか。

はい。

と答えています。

また、池田副検察官の質問に対しても、

検察I:証人はそのとき被告人のどこを見ていましたか。

顔を見ていました。

と答えています。

このことにも矛盾しているのです。

 

しかし、彼らが「肘打ち」と称するものが本当にあった、すなわち肘が当たったことにするためには、こうするしかなかったわけですね。

 

そうすれば、ハイ、見事に肘は当たります。

 

しかし、まだまだ矛盾点は出てくるのです。

 

(図6)

 

 

伊藤教諭がいたという位置からは、河村卓哉教諭の右ひじが石川周治教諭の左ほほに当たったとされる、その左ほほは、自分の反対側になっていることに気がつくと思います。

そうなんです。

伊藤貴仁教諭からは、肘が当たったところは見えない

んです。

つまり、本宮久忠教諭が見えてなかったのと同じで、伊藤貴仁教諭は見えてもないのにでたらめを作り上げていたのです。

 

さらに、このように、石川周治教諭からしてみればすぐ右前に伊藤貴仁教諭が立っているというのです。

それが、石川周治教諭の視界に入らないはずがありません。

しかし、石川周治教諭は、「伊藤貴仁教諭は見ていない」と証言しています。

この証言は本当です。

この写真で伊藤貴仁教諭が立っていたところには村上正哲元校長がいたのです。

伊藤貴仁教諭は、石川周治教諭の右後方にいたのです。石川周治教諭の視界に入るはずがありません。

 

 

まとめると、こうなります。

石川周治教諭は偽証した。

伊藤貴仁教諭は偽証した。

 

 

 

 

 

 

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このようなサイトが出ています(2012年6月)。

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